REAL WORKER’S STYLE
REAL WORKER'S STYLE
オルゲイユのデザインソースは19世紀後半から20世紀前半に生きた人々が身につけていた衣服。
特に当時のワークウェアはその機能的なディテールや見た目の格好よさから参考にすることが多いです。
今回はオルゲイユがアイテムを企画する際に参考にする資料を紹介します。
写真家 Darius Kinsey の写真集『Kinsey Photographer』
19世紀末から20世紀中期にかけて、彼はアメリカの森林地帯で林業に携わる人々を撮影しました。
写真集には巨木を伐採する人々や、それを運搬する様子、また彼らの生活までもが記録されています。
巨木の前で誇らしげに写るロガーたち。
1800年代中期から1900年代前半にかけて、アメリカの発展を支えた人々です。
その屈強な男たちが着用するのは、ヘンリーネックのTシャツやワークシャツ、オーバーオールにワークパンツ。
足下は頑強なワークブーツ。
ワークパンツはサスペンダーで吊るしています。
ワークスタイルの定番として現代でも愛されるこのスタイルは過酷な条件で働く彼らの為にあったことを思い知らされます。
私たちが憧れ、愛する19〜20世紀のワークスタイル。
当時の様子を窺い知れる写真集は素晴らしい資料であり、デザインの源泉とも言えるようなものです。
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