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ARCHIVES-001

ARCHIVES-CAR COAT

ARCHIVES(アーカイブス)はオルゲイユが過去にリリースした商品を紹介する特集。

今回は2015年秋冬コレクションでリリースされたボア付きホースレザーカーコートをご紹介します。

2012年の秋冬コレクションから始まったオルゲイユ。

 

2015年秋冬コレクションはブランド設立から7回目のコレクションでした。

 

今回ご紹介するOR-4014 Car Coatはオルゲイユというブランドが
徐々に形になりはじめた時期に製作した馬革のコート。

 

現在、定番レザージャケットとして、
OR-4010(アビエーションコート)やOR-4002C(コサックジャケット)と
並ぶ人気を誇るOR-4035の前身モデルです。

  • 1930年代のカーコート、つまり車に乗る際に着用するコートを
    元にデザインした一着です。

    1900年代初めに着用されていたカーコートはその名の通り、
    車に乗った際の防寒着として着用されていました。

    当時の車はオープントップの為、
    風や塵、オイルなどが乗車している人を襲いました。

    そのような風や汚れから自分の身や衣服を守るた為の外套として
    カーコートは生まれました。

  • 首元はボアを配している為、風の侵入を防ぎ、首元が保温されます。

    現行のOR-4035との一番の違いともいえるディテールです。

  • 現在では使われていない旧タグ。

    エルムウッズが描かれたかわいらしいデザインで、
    現行の重厚感のあるタグとは一味違った雰囲気です。

デザインの多くの部分は現行のOR-4035に

受け継がれています。

 

ボタンやウエストのアジャスターなどは

多少の違いはありますが、OR-4035にも見られるディテールです。

  • レザーはコンビ鞣しのホースハイド。

    クロム鞣しで原皮を鞣した後、植物タンニンで鞣した
    耐久性と風合いを両立したレザーです。

    革の表面を黒で塗る前に下地を茶色に染めている為、
    経年変化により、茶色の下地が姿を現すヴィンテージのような
    風合いが特徴のレザーです。

上の写真のように、着用と共に

徐々に表面のブラックが剥げていき、

下地の茶色が顔を覗かせてきます。

 

これはスタッフが数年かけて着こんだもの。

 

最初は硬いホースハイドですが、徐々に柔らかく、

皺も増えていきます。

 

光沢感も徐々に落ち着き、まるでヴィンテージかのような

表情に育つ、レザーです。

 

現行のOR-4035も同じレザーを採用している為、

上のようなオールドな経年変化を楽しめます。

こちらが現行のOR-4035 Car Coatです。

 

商品詳細はこちら

 

OR-4014のボアをスタンダードな襟に変更し、

よりスタイリッシュで、着回しも利くデザインにしました。

 

レトロな存在感と極上の経年変化はそのままに、

上品な印象も兼ね備えた人気のレザージャケットです。

 

 

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